下記の動詞は英語の 10 大動詞と言われています。 これらの動詞を使った言い回しを覚えれば、多くの表現ができるようになります。
come / get / give / go / have / keep / make / put / run / take
get
get at ~ (〜に到達する)
get away from ~ (~から離れる)
get into ~ (〜に足を踏み入れる/〜に巻き込まれる)
get off ~ (~から降りる)
get on ~ (~に乗る)
get over ~ (〜を乗り越える)
get to ~ (〜に到着する)
get to は「〜に着手する」「〜に到達する」というイメージ。
その他の get 表現
get a makeover (ガラリと変わる)
get a makeover は、外見が大きく変わる ことを表します。 「大変身する」、「模様替えする」、「お色直しする」という意味になります。
より強調した get a big makeover(大幅な改革をする)という表現もあります。
give
give a baby away(養子に出す)
give ~ a break(〜を休ませる、〜を勘弁する)
give [人] a call([人]に電話をする)
Given ~, (~を考えると)
Given ~, という表現は、「~を与えられると」→「~を考えると」という意味になります。
give out an award (賞を与える)
go
go well with ~(〜によく合う)、go againt ~(〜に合わない)
go for ~ (〜を目指す)
keep
keep to (〜に従う)
前置詞の to を忘れがちなので注意。
make
make は「コネコネ、力を入れてつくる」というイメージです(「ハートで感じる英会話」より)。
「~させる」の make / have / get の違い
この made them という表現は、力を加えて、強引にトイレ掃除をさせるイメージです。
「~させる」を表現するときは、他にも have を使うことがありますが、have は make と違って動き(力を加える)のイメージがありません。
この have my secretary という表現は、もともとファックスは秘書の仕事なので、力を加えなくても仕事させることができる、というイメージ。 have はもともと「そこにある」感じで動きがあまり感じられない。
何かお願いするときは、get を使うこともあります。 get は make と同じで「動きがある」イメージですが、make のように強引ではなく、頼むイメージ(ここは have と同じ)。
まとめ
- get 人 to V (頼んで V してもらう)
- have 人 V (部下に V させる)
- make 人 V (強引に V させる)
make sense(納得したとき)
make sense という表現は、あいずち(相槌)を打つときに使えます。 相手の言っていることに納得したことを示したいときに使えば、会話をスムーズにつなげることができます。
S does not make sense は、S に意味を見いだせないときに使います。
make at ~(~に襲いかかる)
make には「作る」の他にも「急行する、進む」という意味があり、make at とすると、1点に目掛けて急行する → ~に襲いかかるという意味になります。 rush at ~、go at ~ も同じく「~に襲い掛かる」という意味になります。
make after ~ (~を追いかける)
make を「進む」という意味で使い、after と組み合わせることで、「~を追いかける」(= chase) という意味になります。
make for ~ (~の方へ進む、~に役立つ/貢献する)
make の「進む」という意味、for の「~の方向へ」という意味を組み合わせて、make for ~ で、「~の方へ進む」という意味になります。 また、for を「~のために」という意味でとらえると、「~に役立つ」という意味でも使えます。
make good as ~(~として成功する)
make good は「成功する」という意味なので、make good as で「~として成功する」という意味になります。
make a face at ~ (~に顔をしかめる)
a face には「しかめっ面」という意味があります。
その他の make 表現
put
~を引き受ける (put up ~)
Whatta you say は、What do you say (どう?) の省略表現。
take
take a vote on ~ (~について多数決を取る)
「多数決」で決めると言いたいときは、decide by a majority vote や decide by majority といった表現も使えます。
「多数決」は decision by a majority あるいは、majority decision です。
take on ~ (~についての見解)
take on ~ は「引き受ける」「身に着ける」という動詞句としても使いますが、「~についての見解」という名詞句としても使います。